2026年8月26日水曜日

うめだ・あけぼの学園 2026年度 第2回SV研修の報告

 

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こんにちは、音楽療法士の宮崎です。

まだまだ暑い日が続きいています。児童や保護者の皆さんも、スタッフも夏バテのような症状で体調不良になりやすい時期です。引き続き、十分気を付けていきましょう。

 

さて、先日、うめだ・あけぼの学園の島田先生をお迎えして、今年度2回目のSV研修を行いました。今回のテーマは

 

①LDの診断が出ている小学生に対する支援

自分の口に自分の手を入れる行動がある児童への対応

保護者が生活動作や療育での活動時に介入する(せざるを得ない)場面が多い児童への対応と保護者支援

季節や天候変化の影響で気持ちが崩れやすい児童への支援 について。

スタッフ間で、支援の現状の共有はもちろん、新しい支援の仕方やアイデアなども話し会いました。島田先生の貴重な助言もいただきながら、上記各項目の支援のありかたを、下記にまとめていきます。

 

⓵についての支援

LDの児童への支援では、苦手なことを無理に伸ばすのではなく、まず「これならできる・わかる」という得意な学び方を見つけることが大切です。

文字の読み書きに興味を示さない低学年児童には、鉛筆で書く代わりに指で文字をなぞるなど、負担の少ない方法で文字への関心を育てます。算数が苦手な児童には、絵や具体物を使い、「見ていくつあるか」を当てるゲームなど、視覚的で遊び感覚の活動が有効です。文章題も、絵やイメージに置き換えたり、掛け算の仕組みを具体物で示したりすると理解しやすくなります。

無理に学習させるのではなく、情緒の安定を優先し、楽しみながら自然に学習につながる方法を積み重ねることが重要です。

 

 ②についての支援

まずは、「口に手を入れる」行動だけに注目せず、考え事や口腔感覚への欲求、生活の変化による疲れや不安など、背景や要因をアセスメントすることが大切です。生活全体を見直して不安を減らすとともに、手タッチなどの適切な代替行動を示し、視覚的なスケジュールで見通しを持たせます。こうした視覚支援は、活動の流れを分かりやすくし、安心感や自主性を高める方法として活用できますので、是非ご家庭でも試してみてください。

 

 ③についての支援

母親の声かけを少し減らし、子どもが自分で考えて行動する機会を増やします。「言う前にできたね」と伝えたり、「ここまでは一緒に、ここからは自分で」と段階を分けたりしながら、小さな成功体験を積み重ねます。児童が主体的に決めたことが遂行できて「やったね!」という小さな「できた」をスモールステップで積み重ねながら支援していきます。

④についての支援

季節や天候の変化で気持ちが崩れやすい場合は、夏休み中の過ごし方だけでなく、休み明けの学校生活への復帰を見据えることが重要です。禁止するだけでなく、午前中の予定や時間割のようなスケジュールを一緒に決め、室内遊びや集中できる活動を充実させるなど、見通しのある生活を整えていきます。

 

島田先生の有意義なご意見から職員の意見交換も深まった今回の研修によって得た気づきを、保護者の皆さんと一丸になって、今後も児童への課題に向き合い、それぞれの児童に見合った療育の提案ができるように、職員一同、努めて参ります。




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