2026年5月26日火曜日

うめだ・あけぼの学園SV研修の報告

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こんにちは、言語聴覚士の切敷です。

初夏とは思えない暑さや気温の変化に、体調を崩しやすくなりがちですが、ハルモニアに来るお子さん達に元気を分けて頂きながら、本日も楽しく活動を行っています。


昨日は、うめだ・あけぼの学園の島田先生をお招きしてSV研修を行いました。

研修では、毎回テーマを職員で出し合い決めているので、今対応の難しさを感じている事案や保護者の方からのご相談が多い内容になっており、より療育に反映できる有益な時間になっています。

今回の研修のテーマは家庭や療育先で様子が異なる児童②年度初めに行き渋りがある児童③対人コミュニケーションに難しさのある児童 それぞれの児童への対応について考えました。

 

    家庭や療育先で様子が異なる児童

学校や保育園など母集団での活動は一見問題行動がないように映りますが、家庭や療育先で感情が爆発するお子さんがいます。いわゆる「外の顔」があり、お子さん自身は場面の違いを理解して使い分けができているとも言えますが、ご家庭での負担感は大きいものになります。「外で頑張っているのだから、受けとめてあげよう」という気持ちでいる保護者も多くいます。関わりの基本は「寄り添い」だが「何でも可」ではなく「ダメなことはダメ」という対応は必要です。そして全ての問題に取り組むのではなく、まずは感情の状況の交通整理を行い、分野の優先順位をつけ、初めは絞り込んでスタートしていく必要があります。そしてその結果が見えてくるのは「3ヶ月」がスパンの1つの目途になるということでした。

 

    年度初めに行き渋りがある児童

新年度、進学や進級に伴っていき渋りの出る子が毎年一定数います。時間と共に慣れていくケースが多い事を理解していますが、渦中にいるお子さんや保護者への効果的な関わり方について考えました。ケースによって行き渋りの原因は様々だと思われますが、宿題や行事への参加など母集団での活動が負担になっている可能性もあります。学習方法が本人に合っていないことが根本にある場合には、勉強や宿題、行事への参加の仕方を母集団と相談していくことも必要です。適切な宿題内容は「達成感が得られて終えられているか、過度な負荷がないか」がポイントになるとのことです。また勉強そのものに抵抗感のあるお子さんでも遊びに転換すれば家庭でもトライしやすいので、療育の中で紹介ができればと思います。

 

    対人コミュニケーションに難しさがある児童

療育者とのやり取りは向上しているが、お子さん同士の関係では発達途上にあるケースで、お子さん同士の関係性発展の方法を検討しました。より良い関係作りのために、今は大人の介入を通じてやりとりの学びの場を作っていく必要があります。その際、大人の関わりで大切なことは①双方に相手の意図が分かるようにする→相手のお子さんの主張が出た背景や主張に対する受け入れの背景や理由を正確に理解し双方に伝える。②誰かが我慢する場面は避けられないため、そちらのお子さんにも気をかけていく。③「困った時に誰かの力を借りられること」が必要になるため、その視点からも伝えていけると良いとのことでした。


 非常に有意義な時間になりました。研修で学んだことを日々の療育に活かしていきたいと思います。

 

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言語聴覚士 公認心理師 音楽療法士 理学療法士在籍
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