草加市以外の方も通所できます
< 児童発達支援 個別療育 ・♪音楽療法♬ ハルモニア 草加>
◆ホームページURL ⇒ http://jp-harmonia.com/
こんにちは、音楽療法士の前島です。
9月に入っても夏を思わせるような暑い日が続いていますので、引き続きご自愛くださいませ。
さて、先日うめだ・あけぼの学園の島田先生をお迎えして、今年度2回目のSV研修を行いました。前回の振り返りを行った後、今回のテーマとなる課題について職員同士の意見交換と島田先生のご助言を交え、対応を考えていきました。
今回のテーマは以下の2つです。
①場面緘黙と思われるお子さんへの対応
②ハルモニアやご家庭でのみ崩れるお子さん対応の際の療育者の心持ちや姿勢
①場面緘黙については、どのような条件で不安が高まるのか、お子さん本人の意思を確認しつつ一緒に考えてくれる大人と把握した上で、段階表を作成しステップを踏んでいくことがポイントになります。
印象に残ったのは「しゃべらないことが根本的な問題ではない」ということです。話せるようになることを長期目標に置き、様々な対処や表出の選択肢から選んで試す機会を設けつつも、集団場面での挑戦意欲や思考の柔軟性などに総合的に働きかけることが重要だと確認できました。
②については、生活を365日24時間のトータルで考え、休息(心のガソリンスタンド)と挑戦の量を調整していくと良いとアドバイスをいただきました。いつでも品行方正でいる必要はないという前提の下、お子さん自身で取り組みの加減を判断し、回避や発散の仕方も含め練習できるような提案型の関わりを目指していけると良いことを確認できました。
また、許しがたい行動と望ましくない行動を分類し対応を整理することについても話し合いが行われました。
この研修を元に、一緒に課題への向き合い方を整理しつつお子さん自身で判断する力を培えるような療育の場を提供できるよう努めて参ります。
0 件のコメント:
コメントを投稿