こんにちは。
管理者/児童発達支援管理責任者の篠原です。
先日、「感染症対策」と「業務継続計画(感染症に関するBCP)」についての研修と訓練を行いました。
新型コロナウイルスや新型インフルエンザ等の感染症の拡大など社会に大きく影響を与える事象に対応し、被害を最小限にとどめ、事業を継続していくことを目的としてBCPを策定しています。
障害福祉サービスの従事者は、いわゆるエッセンシャルワーカーであり、利用者様の生活を下支えする役割を担います。
感染症が拡大し、通常とは異なる生活様式を求められるようになっても、安心して活動できる場を提供しなければなりません。
その為には、平時からの備えはもとより感染症が発生した際には、手順通りに対応して早期の収拾を図ると共に業務の優先順位付けを行う必要性があります。
研修・訓練では一連の流れを確認しました。
他方、スタッフにもそれぞれの家庭生活があります。
いざBCPを発動するとなった際には、安全性を確保しつつどこまで業務に従事させるかは非常に難しい判断を求められると感じています。
先ずは、基本に立ち返って感染症の拡大を防止していくことが何より重要な事と改めて共通認識を持つ機会となりました。
次に「感染症対策」として、実際の場面を想定しての研修・訓練を実施しました。
今回は主に嘔吐物の処理についてです。
基本的な知識と手順に沿った対応を確認しながら、スタッフがそれぞれの役割に基づいて動き、改善点などの抽出を行っています。
嘔吐は突然に起こる事なので、慌てることも頭に入れつつ相互に声を掛け合いながら素早く処理する事を心がけました。
他の利用者様へ退室を促す順番や導線の確保など細かい点にも注目して振り返りが行えたのは良かったと感じています。
こうした機会を通じて、感染症に対する高い意識を持ち、引き続き安心して通所頂けるよう努力して参ります。