《ハルモニア》言語聴覚士・公認心理師・音楽療法士　在籍 : うめだ・あけぼの学園SV研修の報告

草加市以外の方も通所できます

こんにちは　理学療法士の宮本です。

気温の変動が激しく湿気も伴い心身に負担のかかる季節になりましたが

ハルモニアでは保護者の方と一緒に元気に楽しく療育をすすめています。

本日は、うめだ・あけぼの学園の島田先生をお招きしてSV研修を行いました。

前回の学びについての振り返りを行い今回のテーマとなる課題を職員全員で意見交換し、その後は島田先生にも助言を頂きながら、対応を考えるという形式で行いました。

今回の課題

①効率的なソーシャルスキルトレーニング（社会生活や日常生活を円滑に送る際に必要となるスキルを身につけるためのトレーニング）の提供

②「聴く」メリットの効果的な提示

人や物との距離感が取れなかったり、チクチク言葉を言ってしまったり、衝動的に走り出してしまうなどの課題があるお子さんで、知識として理解してるのに興味や状況により衝動的に行動がでてしまうことへの対応として、事後に確認をすることは必要ですが「分かってたよね」くらいのしつこくならない程度が大切です。

事前で止められないことを次回に反映するには遠すぎます。

お菓子やおもちゃのコーナーなどで「見ていいですか？」というような練習や、ある程度許容範囲を広げて約束を守る練習が効果的だと学びました。

「聴く」メリットについては、聴いた方がもっと楽しく過ごせること、社会的受容度として聴いていないと思われると損をしてしまうことを伝えていきます。

お子さんごとの体力や集中の持続力・方向性も違いますので「いい姿勢で聴く」というこに集中して「聴く」ことが後回しになってしまう場合もありますのでそれぞれの特性を把握し、寄り添っていくことが大切です。

研修を通じて様々な発見もあり、有意義な時間になりました。

日頃の療育に活かしていきたいと思います。